寄せ植えお楽しみコーナー

花のメーカー推し!寄せ植えビギナー向けの簡単寄せ植え

育てたいな!飾りたいな!プレゼントしたいな!と、思いをこめて、今年こそ寄せ植えにチャレンジしたい、そんな寄せ植えビギナーの皆さまへ。インターネットを検索したり、園芸雑誌を読んでみたりはするけれども、センスが良すぎてなんだか初心者には難しそう。そうお悩みのあなた、全国にお花を流通させている花のメーカーならではの簡単寄せ植えをご紹介します。

(まずは、心の準備。寄せ植えをしているあなた自身。選んだ植物が本当にきれいにみえるように、楽しく寄せ植えしている自分をイメージしてみましょう。根っこ1本1本、葉っぱ1枚1枚、お花1輪1輪をじっくりと観察して大切に寄せ植えしている自分をイメージできれば、きっと最高の寄せ植えが完成すると思います。)

寄せ植えとは?

(いくつかの辞書や用語集を参考に寄せ植えを定義します。)
鉢やプランター、または地植えにて、同じ種類あるいは異なる種類の植物を寄せ集めて配置よく植えることをさします。そのうえで、見栄えだけでなく、日当たり、水やりなどの好みを考慮して種類を選ばないと管理が難しい。とされています。
植物は、動き回ることができませんので、動物よりも生育環境の変化に敏感です。色のセンスや植え付けのバランスももちろんですが、環境にあった植物を寄せ植えすることが、もっとも大切です。(まずは、センスを気にせずに植物の性質を一番に考えた寄せ植えを心がけましょう。)

お店での植物選び

ホームセンターやガーデンセンターの店頭で、外売り場で売られているポット苗は、外で育てる植物です。その植物を紹介するラベルがついているものには、日当たり条件、開花期など基本的な情報がのっていますのでご参照ください。

用意するもの

鉢、スコップ(丸口のもの)、園芸はさみ、鉢底ネット、鉢底石、お好みで、手が汚れないようにビニール手袋。軽石、肥料、園芸用土。
園芸用の土は、赤玉土、腐葉土、パーラライトやバーミュキュライトを5:3:2に配合して……とこの時点で寄せ植えやガーデニングのハードルが上がってしまいますので、ここでは、ホームセンターやガーデンセンターで販売している「園芸培養土(以下、培養土)、pH(酸度)調整済み」と書かれているものをお選びいただければよいと思います。植物を育てるうえで、基本となる土の成分がバランスよくブレンドされていますし、ほとんどの植物に使用できるものです。
できるだけ、店舗の屋根の下にある雨があまり当たっていない袋がオススメ。袋がボロボロだったり変色していたりする培養土は、土の状態が悪くなっていたり、肥料成分が溶け出してしまっていたりと、元気なお花をなるべく長く楽しむために状態の良い土を購入ください。