ブックタイトルM&B FLORA Vol.24

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概要

M&B FLORA Vol.24

M&B FLORA CATALOG 2020-2022 7CASE 1CASE 5CASE 6CASE 3納品後違う花が咲いたというお叱りをいただきました 違う花が咲いてしまったら、お客様が考えていた納品計画に多大なご迷惑をお掛けすることになります。場合によっては廃棄コストが発生することもあるでしょう。材料の入荷から製品の出荷まで、人間の目だけに頼っていた様々な確認作業にQRコードを使い、機械のチェックによる確認作業のカイゼン(※)を行いました。農薬をなるべく使用せず、害虫のいない苗の要望をいただきました M&BFloraは2007年からMPS(※)に参加して環境に与える負荷を軽減することを常に心がけています。その一環として、培土が露出しないように床をシートで覆い、トラップシートの設置をしています。ハウス内外の除草も定期的に行っています。昨年からは新たに光で虫を誘引する捕虫器を各所に設置するカイゼン(※)を行いました。人や植物にやさしく、農薬の使用も軽減する害虫防除です。また、ホリバーによる定期的な虫チェックを行う事で、その時に最も必要な農薬を選んでいます。物理的防除と化学的防除を組み合わせることで、大切なお客様の苗をしっかりと守ります。プラグ苗が抜きにくく、作業がはかどらないという不満の声をいただきました 昨年から一部のプラグ生産に導入を始めた「MMイージープラグ」は、使えば使うほどその機能性の高さを実感して頂いています。特筆すべき機能性は、植え付け作業の軽減、そして定植後の活着の良さです。なにより製品の仕上がりは歴然です。昨年はシネラリアとシクラメンで使用しましたが、今期はシクラメン全般、ラナンキュラスにも使用いたします。これからも「MMイージープラグ苗」の使用品目を拡大するカイゼン(※)を行っていきます。プラグ苗品質改善の為にどんなことをしているの?という質問をいただきました 世界中の生産現場を巡り、最新情報を得た技術専門員が年2回来日し、全ての農場に最新技術・情報を学ぶ講習会を行っています。これにより、私達の技術・知識は常にカイゼン(※)し続けています。苗を取り出す時に腰が痛いというお話を伺いました 常に身体を使うお客様の作業を軽減できないだろうか?と考えました。そのため、取り出し口を出荷箱の側面につけるカイゼン(※)を行いました。出荷箱の側面からプラグ苗を取り出すことで、取り出し作業の際の腰への負担軽減を図りました。送料の負担を軽くしてほしいという要望をいただきました 高騰し続ける輸送費を少しでも軽減できないだろうか?と考えました。出荷箱のサイズやプラグ苗を重ねる仕切りのサイズを見直し、運送会社の規定のサイズに収まるようにカイゼン(※)を行いました。 M&B FLORAは、ご愛顧いただいている全てのお客様のもとへご満足いただけるプラグ苗をお届けするために、グループ各社や全国の生産拠点と連携し、高品質で付加価値の高い商品を開発、提供し続けます。 プラグ苗はもとより種子、ポット苗、資材と幅広く商品を取り扱っておりますので、ご要望がございましたら是非お気軽に各営業担当までお問い合わせください。「お客様第一主義」の理念のもと、皆様と共により良いサービス向上のために歩んでまいります。(※) MPSとは、花きの生産業者と流通業者を対象とした、花き業界の総合的な認証システムです。安心、安全なプラグをお届けするために…。 「お客様第一主義」はミヨシグループの企業理念の一つです。お客様に寄り添う商品をご提供することで、お客様と一緒に成長していこうという理念を持って我々はプラグ苗生産と販売を行っています。今回はお客様に寄り添う様々な取り組みの中からほんの一部のカイゼン(※)をご紹介させていただきます。※カイゼンとは、生産現場の作業効率や安全性の確保を見直す活動のことです。CASE 2CASE 4